初めに、何故ガラスを始めたかと言いますと、
ガラスを始める頃、働いていた服屋にて、麻で編んだアクセサリーを作り売らせて頂いてた時に、これに『何かビーズをつけたい。』と思い立ち、が、しかし思いどおりの穴のサイズの物が無かったので、以前から物作りが好きだったので『そうだ!自分で作ろう!』と、言う所から始まり、いきなりトンボ球の本を一冊買い始めたので、なかなか売り物に成るようなトンボ球が出来上がるまでは、かなり四苦八苦しました。 そうこうしている間に働いていた服屋が潰れてしまったのを機に独立し(2001年)もっとガラスを本格的にしたいために、渋谷の狭いアパートを離れ千葉県御宿に工房兼住居を借り、工房が出来たので以前から興味が有ったボロシリケートガラス(耐熱ガラス)を始める(2002年)。
2002年から、その2種類のガラスを扱い始め、それとほぼ同時期に以前東京に居た頃の友達の(俳優 松岡俊介氏)アパレルブランド(mash)のデザイナーから、帽子につけるトンボ球の注文を頂き、服飾とのコラボレーションが始まりました。 以来、年に2~3回程、注文を頂き僕の厳しい経済状況を乗り越えて来る事が出来、おまけにガラスのスキルも上がるきっかけに成り、本当に感謝しています。 そうこうしている間に作り上げたチョーカー達も、段々と売れるようになり、以前から作りたかった作品つくりにも取りかかり出し、ペンダントトップ作りで鍛えられた技法を屈指して、マーブルを作り出すようになりました。 このマーブルはペンダントトップでは表現しきれない所を存分に表現出来るので、凄く作っていて今の自分の限界を試す事が出来、楽しいです! そこで出来上がったマーブルは異時空間を僕にも与えてくれますし、見て頂く方々にも異時空間を感じて頂けると思います。 覗き込んだ時には、そのマーブルの中で起きている事しか考えない瞬間が発生しますよね。 その瞬間が僕の言う所の異時空間です。
是非、一度、僕のマーブルを覗き込んで未体験の異時空間を感じてみてはいかがでしょうか。